ソフトテニスの試合で勝つために身につけたい「超常識」

ソフトテニスの試合で勝つために身につけたい「超常識」

本記事では、ソフトテニスが上達するために重要な「超常識」の身につけ方を解説します。

常識は生きる上で必要な面もありますが、常識が常に正しいとは限りません。

ソフトテニスが上手くなるためにも、常識を盲目的に信じることには望ましくありません。

本当に上手くなるための、超常識とは何でしょうか。

ソフトテニスで身につけたい「超常識」とは?

「ソフトテニスが上達する」「ソフトテニスの試合で勝つ」。

これらの目標を現実のものとするには、「疑うこと」が大切です。

周囲や、過去の自分よりも進んだプレーヤーになりたければ、皆と同じことをするだけではいけません。

昔から皆が言っている常識を疑い、その外側のより良い可能性に目を向ける必要があります。

 

ただし、非常識な態度と取るということではありません、

常識は社会の中で生きる上で必要なものだと思います。

 

そこでお薦めしたいのが、「超常識」を身に付けること。

常識を身に付けた上でその価値観を疑い、自分自身で価値判断を行います。

常識を疑うことの大切さ

常識を疑うという態度は非常に重要なものです。

学校の成績を例に考えてみましょう。

「テストの点数を上げ、偏差値の高い良い学校に入学することが人生の成功に繋がる」

日常生活の中で、このような常識がいつの間にか身に付いてはいないでしょうか?

この常識も一度自分で疑って考えてみる方が良いでしょう。

 

テストの問題の多くは、問題作成者があらかじめ用意した通りに回答することで得点できます。

この方式は、やや極端な言い方をすれば、人の言うことを忠実に聞くと得点が高くなるということです。

「このような出題は、テストの問題として不適切だ」と見事な発想と論理で解答用紙の上に主張ができたとしても、得点には繋がらないでしょう。

現状の問題点を発見できる能力は、学校の試験の上では測られません。

 

学校で習うような知識や思考はもちろん重要です。

しかし、真面目で従順な人の方が、生き抜く力は低くなるかもしれません。

例えば他者から不当な要求をされた時など、「NO」と言えることが必要な場面もあるでしょう。

 

日本は毎年2万人以上が自ら命を絶つ社会です。

「心の習慣」を変えるとソフトテニスが上達する!でも触れた通り、高校生の「自己肯定感」も、諸外国との比較では極端に低い状況です。

このような「常識」を信じて従うことが、皆さん自身の人生にプラスになるかというと、答えはNOでしょう。

常識を疑い、本当に豊かに生きるための「超常識」を身に付ける方がいいと考えられます。

参考:ソフトテニスの練習方法で昔から皆がやっていること=間違い!?

ソフトテニスで身につけたい「超常識」

「ストロークは腰を落として打つ」「ボレーはラケットを振らない」。

これらはソフトテニスにおいて長い間、多くのプレーヤーが実践してきたことでしょう。

試しに実践してみるのもいいですが、一度疑ってみた上で選択を行うべきです。

ソフトテニスの常識を疑ってみる

「ストロークは腰を落とす」というアドバイスを例に考えてみましょう。

 

「腰高でストロークが上手い人もいるが、このアドバイスは正しいのだろうか?」

「確かに上手い後衛は重心が低いが、それは意識してあえて行うことなのか?」

 

今度は「ボレーを振らない」という例で考えてみましょう

 

「ボレーでラケットを振って打てる選手もいるが、このアドバイスは正しいのだろうか?」

「ストロークもボールを打つという点では同じだが、ボレーのスイングとなぜ違うのだろうか?」

 

このように疑問を持って考えることができます。

 

疑問を持つと、その解決の方法を「知りたい!」という意欲も自然と湧いてきます。

ここに常識を超えて、問題の本質を捉えた考え方に出会えるチャンスがあります。

最終的には自分が考えて辿り着いたものが、本人にとっての答えだと思います。

ソフトテニスの「超常識」

参考までに、ストロークやボレーについての上記のようなアドバイスと疑問について、私なりの考えを捕捉しておきます。

ストロークでもボレーでも重要なのは、「ボールに合った動き(打ち方)」をすることです。

ボールに合った動きをするには、ボールの情報を脳がキャッチする必要があり、それは「ボールに集中する」ことで達成できます。

 

この仕組みを広げると、ストロークやボレー、サーブやスマッシュに至るまで、全て同じ視点で見ることができます。

それは、「思い通りにボールを打つ」というショットにおける共通の感覚を身につけるには、「ボールに集中する」という一点で可能だということです。

 

ハイボレーは振るが、通常ボレーは振らない。

本来、これら2つのショットを正確に切り分けて考えることは本来できません。

「ボールの速度が○km未満なら振らない、それ以上なら振る」などの境界は作ることができないでしょう。

繰り返しボールに集中して打つことで選球眼が磨かれ、感覚で最適な体の動きができるようになります。

 

こちらにお示しした考え方は、もちろん唯一の答えではありません。

ぜひ皆さん自身でも常識を疑って自由に考えてみてください。

このことは、ソフトテニスで自分の殻を破るだけではありません。

他人の価値観から自由になって、自分で考えて生きることに繋がると思っています。

参考:「ゾーン」への扉が開く!?ソフトテニス上達の1つ目のポイントを徹底分析!

参考:「モンスター」が目覚める!?睡眠から分かるソフトテニス上達のコツ

まとめ

●常識を疑い、超常識を身につける

疑うことで常識の中にあるエラーに気が付く

●ソフトテニスの常識を疑い自由な発想を持つ

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