【無敵のメンタル】ソフトテニスの試合で勝つ「メンタル・トレーニング」

2021年10月23日

今回はソフトテニスの試合で勝てるメンタル・トレーニングを解説しています。

こちらは【無敵のメンタル】ソフトテニスの試合で勝つ「メンタル理論」の姉妹編です。

上記の内容がソフトテニスの試合に使えるメンタル理論でしたので、この記事では実践トレーニングを中心としています。

理論と実践は両輪となって働きます。理解するだけではなく、ぜひ実践に移して効果を自分のものとしてください。

ソフトテニスの試合で有効なメンタル・トレーニング

ソフトテニスの試合で勝てるメンタルトレーニング。

紹介している方法はいずれもソフトテニス以外にも使える方法ですので、皆さんご自身で応用して頂ければ幸いです。

基本となるメンタル理論

まず簡単に理論を解説しておきます。

メンタルトレーニングの基本となるのは「悩みや不安は事実そのものではなく、自分の心が生み出している」ということです。

そこで、現実に起きている「事実」と、自分の心が生み出している「解釈」とを分けて考えます。

 

ソフトテニスの試合で勝てるメンタルとは、「事実」に対する自分の「解釈」をモニターしてコントロールすることです。

悩みや不安は固定的なものではなく、自分の心が生み出したコントロール可能なものだと知るだけでも気持ちは変わってきます。

加えて、積極的に自分の心のコントロール能力を高めるメンタル・トレーニングを行うとより効果的です。

では心理的なコンディションを理想に近づけて試合に臨むにはどうすれば良いでしょうか?

ソフトテニスが強くなるメンタル・トレーニング

ソフトテニスの試合で勝つためのメンタル・トレーニングの基本は「自分を見つめること」です。

今回は「自分の思考を見つめる」「自分の体を見つめる」の2つに分けて説明しますが、これらは本質的には同じです。

 

ソフトテニスの試合で「またミスしてしまった!」とか「もし負けたらどうしよう…」などど考えることは、全て自分の心が生み出したものです。

ミスをしてもその一瞬後には既に過去の出来事です。

過去のことを気にするよりも、これからの試合に意識を集中させる方が良いのは明らかです。

「もし負けたら…」という未来の不安も無意味です。そう考えている間はまだ負けてはいません。

 

心を落ち着けて目の前のプレーに集中する方が勝率は確実に上がります。

このような心のコントロールを自在に行うための実践法が、これからご紹介するメンタル・トレーニングになります。

「自分の思考を見つめる」メンタル・トレーニング

自分の頭に思い浮かんだことを、できる限り客観的に見つめます。

俯瞰的(高い視点)に見ると言っても良いでしょう。

 

学校のテストを例に考えてみます。

明日がテストで、勉強をしていなくて「やばい!」という思考が浮かんだとします。

そこで「なぜ自分は『やばい!』と思ったのだろうか?」と自分の思考を客観的に見つめます。

「やばいと思ってもテスト結果は変わらない」

「そもそもテスト=力を測るもの。現在の実力を測るものは勉強の目的にはならない」

「なぜ自分は、テストの点数取れないことを『やばい』と感じたのだろう?」…

冷静に分析していくと、「テスト勉強をしていないこと」「焦りや不安などの感情」とはイコールでないことが実感できます。

頭で理解するだけではなく「体感」として意識することで、心の揺らぎがコントロール可能なものとなるでしょう。

「自分の体を見つめる」メンタル・トレーニング

今この瞬間に意識を向けるトレーニングです。基本的は現在の体の状態に意識を向けることです。

 

人間は目の前の現実世界を生きているようで、自分の心が生み出す解釈の世界を生きています。

例えば考え事をしているときに、周囲で起きている出来事に気がつかないことがあります。

このとき私たちの意識は心(情報)の世界に臨場感が移っています。

既に確認したように、悩みや不安などのネガティブな感情も自分の心が生み出す解釈です。

 

今この瞬間に意識を向ける。

今この瞬間に意識を向ければ、過去への後悔や未来への不安から離れ、ニュートラルな心の状態を維持することができます。

【ワーク①呼吸に意識を向ける】

トレーニングの1つ目は「呼吸に意識を向けること」です。

息を吐く、息を吸うという動作に意識を集中させます。

呼吸を意識する方法はメンタルな実践法としてポピュラーなものです。

「ゆっくり息を吐く→吸う→止める」をワンセットにすると気持ちが落ち着きやすいでしょう。

【ワーク②歩行禅ほこうぜん(歩きながら体に意識を向ける)】

トレーニングの2つ目は「歩行禅」と呼ばれる方法です。

歩いている時の体に意識を向けるようにします。

「右足が上がっている、右足が地面についている…」という体の感覚を丁寧に感じ取ります。

歩くだけでも健康面などでの効果がありますが、さらに体に意識を向けるようにします。

日常の短い時間だけでもいいので、自分を見つめることを継続してみましょう。

継続するうちに自己観察の状態が習慣化されます。

常に無意識レベルで自分の心身の状態をモニターし、コントロールする。

このような意識状態は無の境地」と呼ばれ、自己観察の常態化と言えるでしょう。

ソフトテニスで言えば、淡々と今この瞬間のプレーのみに意識を集中し、それ以外のことから完全に自由になる。そのような理想の状態に近づきます。

参考:時間を味方につける!ソフトテニスが上手くなる「超時間術」!

参考:ソフトテニスの調子が良くない時の練習方法

終わりに

人間が思い悩むのは、「いまここ」を離れ「ここではないどこか」を想像できるからです。

想像力は私たちの重要な能力ですが、それによって生み出されるネガティブな感情に捕らわれるのは避けたいものです。

自分の意識を「いまここ」と「ここではないどこか」のどちらに置くかを、常に観察しコントロールすることが大切でしょう。

すると、ソフトテニスの試合中にミスを気にしたり、勝敗へのプレッシャーを膨らませたりということはなくなります。

それらはミスや勝敗という事実から離れた、自分が生み出す解釈に過ぎないからです。

 

今回紹介したトレーニングは、ソフトテニスのプレー中に行う内容ではありません。

プレー中にはボールに意識を向けることで、余計な雑念をキャンセルします。

日常の中で「今、呼吸をしている自分」「今、歩いている自分」に意識を向ける練習を続けてみてください。

ソフトテニスの試合にも落ち着いた心で臨みやすくなります。

参考:脳が最速で学習する!ソフトテニス上達の1つ目のポイント

参考:なぜボールに集中するとソフトテニスは上達するのか?

まとめ

「事実」「解釈」を別のものとして捉える

人間はの悩みや不安は自分の心が生み出している

●ソフトテニスの試合で勝つメンタル・トレーニングは「自分を見つめること」

①自分の思考を見つめる

②自分の体を見つめる

●今この瞬間に意識を向ければ、心が生み出す悩みや不安から自由になる

●自己観察が常態化すると、無意識レベルで心身がモニタリングされる

試合