「空間」で理解するソフトテニス上達のプロセス!

「空間」で理解するソフトテニス上達のプロセス!

本記事では、ソフトテニス上達の道筋を「空間」に置き換えて考えてみます。

ソフトテニスに限らず、何かが上達することには共通点があります。

それは「未来の理想の自分に近づくこと」です。

日々の練習で「私は未来の理想の自分に向けて練習している!」と意識していなくても同じです。

未来に向けて行動することは「空間」に置き換えるとスッキリと理解することができます。

現在の自分から理想の自分へと移行することは、ある場所からある場所へと空間を移動することに近いからです。

上達の道のりを整理しておくことで、他の分野でも自分の資質を高めやすくなることでしょう。

ソフトテニスの上達の道のりを「空間」に置き換えると?

ソフトテニスの上達を整理して理解するために、空間で考えてみましょう。

皆さんが今「東京」にいてこれから「北海道」に行きたいと思っています。

北海道に辿り着くために必要な要素はなんでしょうか?

 

それは「移動」と「方向」です。

 

先ほどの例で言えば、東京からがむしゃらに移動を続けて、気が付いたら目的地である北海道に到着するとは思えませんよね?

北海道に行くためには、当然のことながら北海道に向かって進む必要があります。

つまり方向が正しくなければどれ程移動距離が長くなっても目的地には到達できません。

 

ソフトテニスの場合にも空間移動と同じことが言えます。

空間における「移動」と「方向」は、スポーツの「練習時間」と「練習効率」に対応します。

練習することはもちろん大切ですが、効果のある方法でなければ上達は望めません。

いくら進んでも方向が間違っていれば目的地に到達できないことに似ています。

 

「現在の自分」からソフトテニスが上達した「理想の自分」へと到達するには、がむしゃらに練習をすることでは不十分です。

もちろん日々の練習も「ソフトテニスの上達」という目標に向けて行っているものでしょう。

ですが本人が「上達を目指して練習している」と思っていても、方向がずれている可能性があります。

本当に正しい方向に進んでいれば練習するほど「理想の自分」へと近づいていくはずです。

 

皆さんがこれまでの練習でソフトテニスの上達を実感できていない場合は、ソフトテニス上達という目的地からずれた「方向」へと進んでいる可能性があります。

次章ではソフトテニスが本当に上達するための方法を考えてみましょう。

参考:最短距離で上達!ソフトテニスの練習メニューの「公式」とは?

参考:ソフトテニスで上達し試合に勝つために必要なゴール設定とは?

ソフトテニスが上達するための「正しい方向」とは?

先ほど空間における「移動」と「方向」はソフトテニスの練習では「時間」と「効率」に対応すると書きました。

つまりソフトテニスで正しい方向を進むためには、効率を高めれば良いということになります。

同じ練習時間でも練習効率が高ければその分上達が期待できます。

同じ移動距離でも方向が正しければその分目的地に近づけるのと同じですね。

 

練習の効率は高ければ高いほど良いのですが、ソフトテニス上達の最短距離を行くにはどうすれば良いのでしょうか?

答えは人間の体の仕組みに合った方法で練習することです。

フィジカル面も重要ですが、技術の向上という意味では脳のメカニズムが中心だと言えるでしょう。

ソフトテニスという体を使ったスポーツであっても学習は脳の働きです。

 

脳の仕組みに合っていれば練習効率が高く、脳の仕組みに合っていなければ練習効率が低い。

これはソフトテニスに限ったことではありません。

およそ人間が何かを学習し知識や技能を高めるというとき、その働きの中核を担うのは脳です。

 

あらゆる分野において学習効率を高め最短距離で目標を達成すためには、脳の仕組みに合った方法で学習を続けることが重要だと言えるでしょう。

スポーツであれ勉強であれ「現在の自分」から「理想の自分」へと近づく最短距離を結ぶルートは、脳の仕組みに合った学習法だと考えられます。

参考:ソフトテニスが上達すると「すべてが可能になる」!?

参考:【ソフトテニス×脳科学】上達の鍵となる「もう一つのイメージ」とは?

まとめ

●目的地に辿り着くには「移動」と「方向」が大切

●ソフトテニス上達という目標の達成条件は「練習時間」と「練習効率」の2つを満たすこと

●効率が良い学習法=脳の仕組みに合った学習法はあらゆる分野に応用可能

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