ソフトテニスの「正しい」練習メニューの見分け方!

2020年2月14日


今回はソフトテニスが確実に上手くなるために、練習メニューの見分け方をご紹介します。

ソフトテニスの練習メニューには乱打やサーブレシーブなど様々な種類があります。

書籍やDVDで強豪校が取り組んでいるメニューも紹介されていますね。

しかし、どの練習メニューが「正しい」のかは判断が難しいと思います。

自ら考えて見分ける力を養えば、100%とはいきませんが、効果の低い方法に時間を使うのは避けられるでしょう。

 

ソフトテニスの「正しい」練習メニューの条件

ソフトテニスの正しい練習メニューを見分け、時間を有効に使うためにはどうすればいいのでしょうか?

ソフトテニスの練習において「正しい」とは、「一定期間取り組めば、ソフトテニスが上達できる可能性が高い」ことでしょう。

簡単に言えば「効率が高い練習方法」です。

 

タイトルでは「練習メニュー」としましたが、ここには練習中の意識なども含みます。

例えば、同じ乱打という練習メニューの中でも、何を意識して練習するかで効果は格段の違いが出ます。

 

 

「正しい練習メニュー」=「効率の良い練習のメニューや意識」

では、正しい練習メニューだと判断するための基準は何でしょうか?

こちらの2つの条件が考えられます。

 

再現性が高いこと

→誰が行ってもソフトテニスが上手くなる

論理的整合性があること

→練習の効果にしっかりとした根拠や説明がある

 

2つを満たしていれば、自分が実践しても上達する可能性は高いでしょう。

反対に、2つのいずれをも満たしていない練習メニューは効果があまり期待できません。

順番に確認しましょう。

 

①再現性が高いこと

再現性が高いということは、「過去にあったことと同じことが起こる可能性が高い」ということです。

 

薬の開発を例に考えてみます。

 

ある薬が効果が認められる人もいるが割合は少なく、効果が認められない人が多い場合

 

この薬は治療効果としては再現性が低く、信頼しづらいですよね。

 

ソフトテニスの練習メニューで言えば、「再現性が高い=誰が行っても上手くなること」だと言えるでしょう。

あるプレーヤーが上手くなった方法でも、他の人が試して効果がなかった場合は再現性がありません。

同じ練習メニューで多くの人が上達できる方法であれば再現性が高く、正しい練習メニューである1つの条件を満たしています。

 

 

しかし再現性だけでは不十分です。

ソフトテニスの上達が、本当にその練習メニューの効果によるものかが示されていません。

 

薬の場合、飲んだ人全員が体調の改善が認められたとしても、その効果は確かとは言えません。

薬を飲まなくても人の体は病気を治癒しようと働きますし、「薬を飲んだから治る」という心理的な効果もあるからです。

 

強豪校の練習メニューの場合は上手い選手ばかりですが、それでは根拠として不十分です。

強豪高校であれば、中学校までで既に上手い選手が集まっているので、高校での練習の効果かどうかは別の話になります。

また練習メニューの効果なのか、練習時間が長いことによる効果なのかもはっきりしません。

物事の原因と結果の関係を、正確に見極める姿勢が大切です。

 

参考:ソフトテニスの練習方法で昔から皆がやっていること=間違い!?

参考:ソフトテニスのフォームの悩みを解決しよう!

 

②論理的整合性があること

論理的整合性とは、筋道立っていて矛盾がないことです。

主張だけではなくて、事実や考え方などの根拠をワンセットで考えます。

先ほど上げた薬の例で言えば、「薬の成分が体にこのように作用して…」というような根拠があることです。

 

ソフトテニスの練習メニューも、効果に根拠があるものが望ましいです。

はじめに練習メニューには「練習中の意識」も含めて書いているとご説明しました。

ソフトテニスで意識する方が多い「フォーム」を例に取って考えてみます。

 

 

「フォームを意識して打つと、ソフトテニスが上達する」という意見があるとしましょう。

この練習メニューは正しいと言えるでしょうか?

 

まず再現性。

フォームを意識して練習した人が上級者になる割合は少ないと思われるため、再現性は低いでしょう。

 

論理的整合性はどうでしょうか?

ソフトテニス上級者はフォームが綺麗なので、フォームを意識すれば上手くなれるような気もします。

ですがこれには根拠があると言えません。

フォームが綺麗なことが上達の「原因」であるとは言えないからです。

 

例えば私たちはスムーズな動きで歩けますし、自転車にも乗れます。

しかいし形を意識しているから動作が身についている訳ではありません。

練習の「結果」として動作が身についているだけです。

ソフトテニスのフォームも上達の原因ではなく結果だと考えられます。

 

このように一般的に良いとされていることでも、根拠が乏しい場合は多くあります。

正しいか間違いかを見分けるには「本当かな?」「矛盾はないかな?」と疑問を持って考えることが大切です。

ソフトテニスの理論も少しの時間をかけて考えるだけで、正しい練習方法を選択できます。

 

参考:前衛・後衛に共通する「ソフトテニスが上手くなる」ことの本質とは?

参考:【ソフトテニス】練習メニューより重要!上手くなるために大切なものとは?

 

まとめ

●ソフトテニスの正しい練習メニューは、一定期間取り組めば、ソフトテニスが上達できる可能性が高い練習

●正しい練習メニューの条件は2つ

①再現性が高い=誰が行ってもソフトテニスが上手くなる

②論理的整合性がある=練習の効果にしっかりとした根拠や説明がある