【ソフトテニス×脳科学】練習メニューより重要なものとは?

2020年2月8日


今回は、練習メニューよりも遥かに重要なポイントについて解説しています。

ソフトテニスが上手くなるために、練習メニューを考えることは多いでしょう。

しかしソフトテニスが上手くなるためには,、練習メニューよりも重要な要素があります。

そのポイントを押さえなければ、どのような練習メニューを、どれだけの時間行ったとしても、飛躍的な成長は望めません。

反対に言えば、今回ご紹介している内容を理解して実践すれば、練習メニューが問題にならないくらいの劇的な成長も可能です。

 

ソフトテニスの練習メニューより重要なもの

バランスの良い練習メニューはソフトテニスの技術アップに有効なものです。

しかし、ソフトテニス上達のためには、練習メニューよりも重要なものがあります。

 

それは「練習意識」です。

練習意識とは何か?これから理解していきましょう。

 

練習メニューと練習意識

「練習メニュー」とは、乱打や後衛練習などの練習の形式のことです。

「どのような練習を行うか?」ということです。

 

「練習意識」とは、練習を行うときの意識の状態のことです。

練習中にプレーヤーが持っている「テーマ」と言っても良いかもしれません。

「どのように練習を行うか?」ということだと言えるでしょう。


ソフトテニスが上手くなるために重要なのは、後者の「練習意識」の方です。

 

練習意識が重要だとは言っても、バランスの取れた練習メニューを行う方が理想です。

例えば乱打ばかりを行っていると、前衛のネットプレーが上達しません。

後衛のストローク練習や、前衛練習、もちろんサーブの練習も必要です。

それぞれのポジションやプレースタイルに応じた練習を行いましょう。

 

ソフトテニス上達のための正しい練習意識は、練習メニューの違いなど問題にしないくらいの効果があります。

極端な話、壁打ちでも正しい意識の状態で行えば、かなりのレベルアップが可能です。

同じ練習メニューを行っても、各自の意識次第でその効果は格段に変わる。

ソフトテニスの上達スピードを決定的に決めているのは「練習意識」だと思われます。

 

なぜソフトテニスの上達に差が出るのか?

「上達する人は見えないところで努力している」

「才能の差」

ソフトテニス上達スピードの差については、このような印象が強いのではないでしょうか?

 

しかしこれらは本当の理由ではありません。

練習量が少なくてもソフトテニスの上達が早い選手は実際にいます。

上手くなるために本当に重要なのは、練習の量よりも質の方です。

また、同じ一人の人が意識を変えることで上達スピードが格段に変わることも事実です。

同じ人でも違いが出るということは、それは才能の差ではないということ。

 

ソフトテニス上達のスピードに差が出る本当の原因は、練習意識の差です。

これはどれだけ熱心に練習を行っているか、というような話ではありません。

ソフトテニスの技術がより早く身に付くための、学習に適した脳の状態が作られているかということです。

 

例えば、部内で同じ練習メニューでソフトテニスをしているAさんとBさんがいるとしましょう。

2人は同時期にソフトテニスを始め、入部したころの実力は同じくらいでした。

 

Aさんは練習中「フォームをしっかり意識して打とう」という意識で練習しています。

Bさんは、「ボールをよくみて打とう」という意識。ボールを見ることを実践しています。

 

この2人が練習を続けると、上達のスピードには格段の違いが出ます。

この場合上手くなるのはBさんです。

 

Aさんのようにフォームを意識していてはボールを上手く打つことができません。

ソフトテニスで打つボールは毎回違うため、決まった形で打とうとすると正確なインパクトができなくなります。

また体の一部分に力が入り、体全体を使ったスムーズな動きができなくなります。

 

Bさんのようにボールをよく見ることだけをテーマにして実践すれば、体が自然とボール対応するようになります。

毎回動きが変わるソフトテニスのボールに合わせるためには、シンプルな意識の状態が求められます。

 

次章では、ソフトテニス上達が最も速くなる「練習意識」を見ていきましょう。

 

参考:最短距離で上達!ソフトテニスの練習メニューの「公式」とは?

 

ソフトテニスが本当に上達する「練習意識」とは?

ソフトテニスが上手くなるためには、練習意識が重要であることを確認しました。

ソフトテニスの上達は「どのような練習をするか」ではなく「どのように練習をするか」

 

では、ソフトテニスが効率よく上達する「練習意識」とはどのようなものなのでしょうか?

キーワードは「集中状態」です。

集中力を高めた状態でプレーすることで、練習の効果が飛躍的に上がります。

 

なぜ「集中状態」でソフトテニスが上手くなるのか?

「集中状態」ある対象に向けて意識を注いでいることを意味します。

人間は一点に集中している時にそれ以外の雑念が消え、学習効率が飛躍的に上がります。

ソフトテニスの上達は理想的な「集中状態」に入れるかどうかが鍵を握っています。

ソフトテニスの練習効果を最大化する「練習意識」=「集中状態」です。

 

そしてソフトテニスで集中する対象が「ボール」です。

ソフトテニスでは「ボールに集中」することで雑念をキャンセルすることができ、最速で上達することが可能になります。

またボールへの集中状態を習慣化することで、無意識に理想的な意識状態に入ることができます。

 

「ボールに集中」という言葉をセルフトーク(自分頭の中で使う言葉)とし、ボールに集中している状態を習慣化しましょう。

すると試合本番でも自然と深い集中状態に入ることができ、練習の効果を遺憾なく発揮することができます。

 

上達が最も早いのは脳の仕組みに合った練習方法!

ソフトテニスが最速で上手くなる練習方法は、「脳の仕組みに合った練習」です。

スポーツでも勉強でも、学習するのは脳だからです。

本人が意識するかしないかに関わらず、ソフトテニスの上達は脳の仕組みに従います。

そして、脳がソフトテニスを学習するために最も適した状態が「集中状態」なのです。

 

フォームなどを意識しながらプレーしているとき、頭はプレーそのものから離れています。

目の前で起きていることではなく、「フォーム」のことを考えている状態だからです。

脳がソフトテニスのプレーを学ぶためには、プレーの情報を脳がキャッチすることが不可欠。

そのためには意識を今この瞬間に集中しなければなりません。

 

ボールという一点に意識を集中することで、脳は高速で体の動きとボールの動きのデータを集めます。

前章でも触れた通り、ソフトテニスで打つボールは毎回違います。

ボールに集中して練習を繰り返すことで、脳は自然とボールの動きのパターンを学びます。

このときプレーヤーは感覚でボールの動きに最適なプレーをすることができます。

 

意識してボールの動きに合わせようとする必要はありません。

自転車でカーブを曲がるときには、一つ一つの角度を意識する必要がないことと同じです。

繰り返し自転車に乗ることで脳がパターンを学習し、感覚が掴めるからです。

ソフトテニスもボールだけに集中して練習を繰り返すと、脳は自動的に学習し、感覚が磨かれていきます。

 

参考:脳が最速で学習する!ソフトテニス上達の1つ目のポイント「集中」

参考:なぜボールに集中するとソフトテニスは上達するのか?

 

まとめ

●練習メニューよりも大切なのは「練習意識」

●練習意識とは、どのような状態で練習を行うかということ

●ソフトテニスが上手くなる練習意識は集中状態

●ソフトテニス上達に大切なことは、ボールに集中すること