本記事では、ソフトテニスのイメージトレーニングに使える動画をご紹介します。
取り上げているのは、女子の前衛選手のプレーが参考になる映像です。
前衛のプレーはラケットワークだけでなく、ポジションが特に重要です。
頭で理解するよりも、一流選手の動きを見てイメージを掴むのが上達の近道となるでしょう。
ソフトテニスの女子前衛の動画を活用するために
前衛のプレーは「ポジション」と「タイミング」が鍵となります。
現実に練習することももちろん重要ですが、優れた前衛の動きを見ることは大変参考になります。
ボールを打つ時の動き、打たない時の動き。
理想的な前衛のプレーを目に焼き付けることで、自然と自分のプレーも改善されるものです。
スポーツが上達するには、イメージトレーニングが重要です。
脳機能が理想のプレーを実現!ソフトテニス上達の2つ目のポイント「イメージ」にも書いたように、イメージトレーニングには以下の2つがあります。
①ソフトテニス上級者の動きを見る(映像でもOK)
②自分が理想のプレーをしているところをリアルにイメージする
一流選手の動画を見ることは、①の上級者の動きを見ることに当たります。
脳は現実と仮想とを区別していません。
映画を見て感動したり、恐怖を感じることがあるように、臨場感がある空間が脳にとっての現実です。
トッププレーヤーの動きを見ることは、現実にそのプレーを体感するような効果が期待できます。
参考:ソフトテニス動画まとめ!イメージトレーニング【女子後衛編】
参考:ソフトテニス動画まとめ!イメージトレーニング【女子シングルス編】
ソフトテニス女子前衛の動画
それではここから、ソフトテニスの女子前衛の動画を見ていきしょう。
2017年 関東ソフトテニス選手権 女子 決勝
【森田・神谷 vs 笠井・尾上】
【女子シングルス編】でもご紹介している尾上選手と、神谷選手のプレーが見られます。
尾上選手はシングルスでも何度も上位進出しており、個人のレベルの高さが伺えます。
ダブルス国内トップクラスのペア同士の試合なので、後衛の動きも参考になります。
2019年 世界選手権 女子ダブルス決勝
【林田・島津 vs 高橋・半谷】
日本勢同士の決勝となった、世界選手権の女子ダブルス決勝戦で、前衛は島津選手と半谷選手。
2019年の皇后杯女子決勝戦と同じカードで、女子ダブルスの最高峰のペア同士の試合と言っていいでしょう。
2017年東日本インカレ大学対抗 女子決勝
【杉脇・佐々木 vs 笠井・尾上】
2017年の東日本インカレ大学対抗、早稲田大学と日本体育大学の決勝戦です。
前衛は佐々木選手(早稲田大学)と尾上選手(日本体育大学)で、両名ともに国際大会でも優れた成績を納めている選手です。
2019年 アジアカップ 女子2回戦
【徳川・黒木 vs 杉本・森原】
前衛の選手は黒木選手と森原選手。
黒木選手は2018年のアジア選手権団体優勝メンバーです。
杉本・森原ペアはそれぞれ第一線を退いたペアですがチーム姫路としてこの大会に出場。
現ナショナルチームに匹敵するプレーで会場を沸かせました。
森原選手のボレー
森原選手のボレーの映像です。動きが見やすく、前衛のプレーの参考になるでしょう。
参考:【ソフトテニス】前衛ボレーの「弾き」とは何か?ショットが加速するテクニック!
参考:【ソフトテニス×脳科学】痛快!前衛のスマッシュ上達のコツ!
終わりに
以上がソフトテニス女子前衛の動画まとめです。
【男子前衛編】でも書いたことですが、前衛は試合中ボールタッチする場面が少なめです。
ボールに触れていない時でもポジションを取り、モーションをかける、という動きはあります。
ボレー&スマッシュのスイングが見たい時には、練習の映像もお薦めです。
始めに書いた通り、前衛のポジションやタイミングは言葉で説明を理解して、できるものではありません。
実際にネット前に立ってプレーし、経験を積むことが大切です。
その練習の効果をさらに上げるのが、イメージトレーニングです。
理想的なプレーのイメージを脳内に刷り込んでおくと、練習の効果が飛躍的に上がります。
最後に、動画の撮影・投稿者の皆様に感謝を申し上げます。