ソフトテニス史上最強!?超一流前衛&後衛の動画でイメージトレーニング!

ソフトテニス史上最強!?超一流前衛&後衛の動画でイメージトレーニング!

本記事ではソフトテニス史上最高峰、後衛の楊勝發選手と前衛の李佳鴻選手の動画をご紹介しています。

史上最高峰というのは個人的な意見ではなく、楊・李ペアが残した実績や実力が物語っている事実です。

スポーツが上達するためにはイメージが非常に重要です。

ソフトテニスでもイメージの働きはパフォーマンスと直結しています。

最高のソフトテニスプレーヤーのパフォーマンスを見ることで最高のイメージを脳に焼き付けてください。

ソフトテニスにおけるイメージトレーニングの重要性

スポーツが上達するためにはイメージトレーニングが重要です。

それどころか、イメージ(思考)は人間がある物事を達成する行動を引き起こすための原動力となるものです。

イメージトレーニングの有効性は脳機能が理想のプレーを実現!ソフトテニス上達の2つ目のポイントでも詳しく解説しています。

 

スポーツという文脈でイメージトレーニングを強調するのは、体の動きを学ぶためには、特に視覚的なイメージが有効であることに由来します。

理想的な体の動きを手に入れるために、その競技で既に高い身体性を獲得している人の動きを見ることが上達の近道です。

脳の活動として、他人の動作を見るだけで、見ている人がその動作を行っているように活性化する神経の役割が発見されています。

つまり人の動きを見るだけで、脳内ではその動きが仮想体験されているのです。

 

ソフトテニスのプレーで考えてみましょう。

 

ソフトテニス上級者の動きを見ると、そのプレーが脳内で仮想体験される。

ソフトテニスは見るだけでも上手くなる。

 

これがソフトテニスにおけるイメージの力です。

より上手いプレーヤーの動きを見れば、自分もより上手くなることができます。

 

ここまでは映像としてのイメージですが、自己イメージの面も大切です。

様々なスポーツで確認されていることとして、1人突出したアスリートが現れると、他の競技者たちが短期間にそのレベルにまで引き上げられるという現象が起こります。

これは「ある人にできるということは、人間にはできるということだ」という思考=イメージの働きです。

 

「人間はソフトテニスのプレーででここまで辿り着ける」

このように、ハイレベルなイメージを自分の中に作ることができれば自分のプレーの可能性が広がります。

そこで今回ご紹介したいのが、中華台北のエースペアとして大活躍した、後衛の楊勝發(ヤン・シェンファ)選手と前衛の李佳鴻(リー・チャーホン)選手のお2人です。

参考:【ソフトテニス】「理想のフォーム」が身につく!イメージの力を体感しよう!

ソフトテニス史上最高峰の前衛・後衛のハイパフォーマンス

楊・李ペアがソフトテニスで収めた最大の功績はアジア五輪2連覇でしょう。

選手の実力を比較することは難しいですが、楊・李ペアはソフトテニス史上最高ともいえる輝かしい成績を残しています。

その実力もまた、個人的な印象では、現在でも最高クラスだと思われます。

 

始めにも書いた通り、私たちのイメージの限界が私たちの能力の限界です(ソフトテニスが上手くなる「起爆剤」とは?)。

最高のソフトテニスプレーヤーのイメージは、現実のソフトテニスのプレーの限界に直結します。

もちろん過去の映像のイメージに捉われる必要はありません。

ですが、過去から学ぶことは未来に向けてのメリットがあります。

これまで一流選手たちが積み立ててきたプレーから学ぶことが、自分自身のレベルアップに繋がります。

それではここから楊・李ペアのプレーの動画の中で、特にお薦めのものをご紹介していきます。

楊・李 vs 篠原・柴田

2010年開催のYONEX CUP国際札幌大会の準決勝です。

日本の篠原選手、柴田選手は両名とも、全日本優勝経がある実力者です。

両ペアともダブル前衛を基本とした戦術ですが、状況に合わせて雁行陣、ダブル後衛など、多彩な展開がなされます。

楊・李ペアのオールラウンドで流麗なプレーが随所に見られます。

【2010国際札幌大会 動画時間7:04】

 

楊・李 vs 菅野・川村

2007年の熊本国際大会の映像です。

動画は楊・李ペアが1-0とリードした状態での2ゲーム目です。

ダブル前衛相手の難しさもあると思われますが、国際大会でも実績のある菅野選手、川村選手が苦戦を強いられています。

楊選手・李選手の流れるようなプレーは、ソフトテニス界最高峰のプレーヤーのイメージを作るのに役立つことでしょう。

【2007熊本国際大会 動画時間9:04】

 

李佳鴻選手のボレー&スマッシュ練習

タイトルに「取り扱い注意」と書かれたこちらの動画は、李佳鴻選手のボレー&スマッシュの練習の映像です。

こちらの李選手の映像は、ソフトテニスで前衛をしている方なら一度は見ておいていいものでしょう。

映像を見るだけでも、李佳鴻選手が持つネットプレーの技術とセンスが感じられます。

【李佳鴻選手のボレー&スマッシュ 動画時間3:43】

 

楊・李 vs イウォンハク・キムジュンユン

2009年に行われた熊本国際大会の決勝戦です。

両ペアともパワーとテクニック、そしてセンスを揃えた見応えのある試合です。

楊・李ペアはプレー中はスピードのあるラリーを行いますが、ポイントが切れると一瞬で体が脱力しているのが分かります。

リラックスと緊張のコントロールが非常に上手い印象です。

また形に捉われず柔軟に対応ができる、感覚的なプレーであるように思われます。

ゲームの中盤では、李選手のスマッシュがワンバウンドで2階観客席にまで跳ね上がる圧巻のプレーで会場を沸かせます。

【2009年熊本国際大会 動画時間38:01】

 

楊監督と中堀監督の乱打&サーブレシーブ

2019年、日本の中堀監督と中華台北の楊監督の練習映像です。

両者とも選手としての第一線を退いてはいるものの、洗練された技術を披露しています。

サーブは楊選手のカットサーブが収録されています。

【楊選手と中堀選手の乱打&サーブレシーブ 動画時間7:08】

 

参考:「モンスター」が目覚める!?睡眠から分かるソフトテニス上達のコツ

参考:「ソフトテニス・サヴァン」内なる天才が目覚める究極の練習理論!

終わりに

以上がソフトテニスの海外一流プレーヤー、楊勝發選手と李佳鴻選手の動画まとめです。

先にご紹介した試合を見て頂ければ感じられることですが、楊・李ペアの素晴らしいところはプレーだけではありません。

両選手とも、試合中のマナーが非常に良いのです。

自分側のネットインや、相手プレーヤーにボールが当たったポイントでは全く喜ぶそぶりを見せず、さっと手を上げて謝ります。

自分たちの好プレーを喜ぶ場面こそあるものの、相手プレーヤーのミスを喜ぶ場面はまずありません。

常にフェアネスを重んじ、自分の最高のプレーを求め続ける、スポーツマンとしての姿勢から学べるものがあるでしょう。

 

スポーツは競技を行う人間がいて、第三者である審判がそのプレーの結果をジャッジします。

裁判にも似たこの構図は、公平・公正であること=フェアネスを重んじる精神が、スポーツそのものに元来組み込まれていることを示しています

 

現にソフトテニスがどれほど下手でも退場にはなりません。

しかし不正に相手選手のプレーを妨害するような選手は、どれほど上手くても退場=競技資格なしとみなされます。

有難いことに、楊勝發選手・李佳鴻選手という優れたプレーヤーの映像がいくつも視聴できます。

そこから学ぶことはソフトテニスプレーヤーに大きなメリットになるはずです。

参考:ダブルフォルトで喜ぶのをやめればソフトテニスの試合で勝てる!

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