テニスの意外な共通点!サーブ&バックハンド上達のコツとは?

テニスの意外な共通点!サーブ&バックハンド上達のコツとは?

本記事では、テニスのサーブやバックハンドが上達するために必要なものを解説しています。

テニスのショット全般に関わる内容でもありますが、特にサーブとバックハンドを念頭に置きました。

サーブはラリーの一球目となる重要なショットです。

バックハンドは多くのプレーヤーが苦手とするショット。

以上のような性質から、これら2つのショットを向上させたいというプレーヤーは多いかと思われます。

テニスのサーブ&バックハンド上達のコツ!

テニスでサーブやバックハンドが上達するために必要なものとはなんでしょうか?

それは「失敗」です。

失敗をすることは、成長や学習のためには必要なことです。

 

サーブならばサーブが入らないという経験を何度も積む必要があります。

バックハンドも同じです。

バックハンドが不得意だからこそ、何度もバックハンドのショットが入らないという経験を積むことが大切です。

 

もちろんわざと失敗するわけではありません。

ここで言う失敗とは「上手くいくまでトライ&エラーを積み重ねる」ということです。

今できないことをこれからできるようにする訳ですから、始めは上手くいかないのが自然です。

 

そもそも失敗はある出来事に対して自分が行っている評価でしかなく、本来それらを「失敗」と捉える必要すらありません。

理想とのギャップを感じるのは、ある物事に対して取り組んでいるとき、目標へと進むプロセスです。

イメージ通りにいかない経験を積み重ねることで、修正され、改善されていきます。

成長するためのプロセスとして、必要なデータを獲得している段階に起きるのが「失敗」です。

 

効率よく学習が進む方法を選択するのは大事なことです。

ですが「失敗をしない」という意識が強いと、成長することはできません。

「すでに自分ができること」の範囲内でしか活動しないことになるからです。

反対に言えば、「今の自分ではできないこと」がこれからできるようになるためには、目標達成まで「できない」という経験を積むしかありません。

 

実際、私たちが立って歩けるようになるまでには、繰り返し立ち上がろうとしては転び、という繰り返しがありました。

自転車に乗れるようになる過程も同じです。乗れないなりに練習を繰り返し、何度も転びながら、ある時ふっと感覚が掴めます。

 

「できない」を通ることなしに「できるようになる」ことはありません。

目的地に向かって行動することにあえて否定的な評価をする必要はないのです。

参考:「空間」で理解するソフトテニスの上達のプロセス!

テニスのサーブ&バックハンドが上手くなるマインドセット

私たちが成長するために必要な失敗の位置づけをご説明しました。

次に、テニスで「失敗」と向き合う考え方=マインドセットをご説明します。

 

テニスの技術の重要な要素として、「ボールコントロール」が挙げられます。

ボールコントロールとは、簡単に言うとボールを思い通りに打つ技術です。

思い通りにボールを打つためには、思い通りに打てない期間を経験する必要があります。

誰でも始めは初心者ですから、始めから上手いはずはありません。

ミスショットを繰り返し経験することで、段々と経験が積み重ねられ、ショットが改善されていきます。

 

もし現在バックハンドが苦手であれば、バックハンドを何度も打ちましょう。

バックが苦手だと感じるのは、自分のフォアハンドが上達しているからです。

フォアハンドもテニスを始めた頃は思うように打てなかったはずです。

練習の結果としてのフォアハンドと、練習量が少なめのバックハンドを単純には比較できません。

 

フォアハンドが以前より上手くなっているように、練習を重ねることでバックハンドも上達していきます。

上達するためには、そのプロセスとしてエラー=失敗をたくさん経験することです。

 

サーブについても同様です。

ソフトテニスの練習で打球数が多くなるのは、乱打などのストローク練習でしょう。

サーブやスマッシュはラリーで打ち続けるショットではなく、練習で打つ回数が比較的少ない傾向があります。

繰り返し練習をしている得意ショットと違いがでるのは自然なことです。

苦手だと感じるショットも、これから反復練習すれば上手くなります。

 

また、ミスショットに対して感情的にならない方が望ましいでしょう。

失敗そのものよりも、それに対する否定的な気持ちの方が、意欲や効率を下げる原因になります。

ボールを上手く打てなかったときも、淡々とボールに意識を集中して打つことを繰り返してみてください。

ボールへの集中を続けることで、脳は理想のショットとミスショットとのギャップを自然と修正しようと学習します。

 

このとき、意識してショットを修正しようとする必要はありません。

ボールに集中して繰り返し打つと、トライ&エラーを通じて脳が勝手に学習し、次第にショットが上達してきます。

前述の通り、歩くことや自転車に乗ることと同じく、繰り返しによる脳の自然な働きです。

参考:ソフトテニスは「フィードバック」と「自動調節」で上手くなる!

参考:なぜボールに集中するとソフトテニスは上達するのか?

まとめ

「失敗」はサーブ&バックハンド上達に繋がる必然的なプロセス

●失敗に対して感情的な評価をせず、淡々と今なすべきことをなす

●サーブやバックハンドでのショットの結果に関わらず、ボールに意識を集中することを続ける

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