フォーム『限定解除』!ソフトテニスで別次元のプレーを生む身体メカニズムを解明!

フォーム『限定解除』!ソフトテニスで別次元のプレーを生む身体メカニズムを解明!

本記事では、ソフトテニスで別格のプレーを実現するための体のメカニズムを解説します。

ソフトテニスでは「体が連動したスムーズなスイング」「ボールに合わせた正確なインパクト」と言った技術が大事で、この点は様々な記事で解説しています。

そのような技術のベースとなる体のポテンシャルを発揮する仕組みを考えていきましょう。

フォームを限定解除する体のメカニズム

cheetah on green grass during daytime

ソフトテニスではフォームを重視する考え方が多く見られます。

本サイト『ブレイン・テニス』では「ソフトテニスはボールに合ったスイングが重要で、ボールに意識を向けて感覚で打つこと」をお勧めしてきました。

この方法が技術面で有効であるという前提の上で、今回はフィジカル面でのパフォーマンスアップを追求します。

ソフトテニスとアフォーダンス

スポーツの分野で「アフォーダンス」という言葉が使われることがあります。もともとは生物学の用語です。

■「アフォーダンス」の意味

環境が人間や動物に影響を与え、感情・動作などを喚起すること

アフォーダンスはもともと英語の“afford”「与える・提供する」の意味を持つ言葉に由来します。

環境が動物に対して与える「価値」や「意味」のという生物学的な概念から今日のような用法に繋がっています。

 

コップを持とうと思ったとき、取っ手のところに指を掛けて持ちます。

また椅子の形を見て自然に座る動作が引き起こされます。

周囲にある環境から刺激を受けて、外的要因によって生物たちの体の動きが自然に湧き起こる働きが見られるのです。

 

ソフトテニスではボールの情報を受動的に受け取るアフォーダンスが必要だと考えられます。

スイングスピードがいくら速くてもボールとタイミングが合わなければ高速の空振りになります。

常に動き続けるボールの情報をキャッチして体の無意識的な調節に委ねる

このようなアフォーダンス機能がソフトテニスでレベルアップしていくためには不可欠です。

ここでのポイントは「脳が受け取った情報に対して体を受動的に反応させる」と言う点です。

自分の側のフォームを意識したところで、ボールの変化に合わせられなければボールをコントロールできるはずはありません。

「体が選んだフォーム」とは?

脳は運動の指令を外側にアウトプットするだけでなく、ボールの情報を受信して体の動きを合わせている。

アフォーダンスを言い換えれば、脳が受け取る刺激によって「脳→体」という指令が影響を受けるということ。

ここでは運動が「受動的」に行われている面が見られるのです。

 

そして脳が受け取っているのはボールの動きだけではありません。

体の状態も常にモニターされています。

脳の指令で動いている体の側からフィードバックが送られているのです。

■脳と体には双方性が見られる

脳→体:体を動かす指令

体→脳:体の状態が伝わる

例えば体が疲れていると「動きたくないな」という感じがするものです。

やる気を湧きたたせようとしても体からくる疲労感はメンタル面にも影響します。

体のサインを無視して活動することは体を痛める可能性もあるため、体のコンディションを脳がモニターすることは大切な働きです。

 

ハイパフォーマンスのために重要なのはこの点です。

人間のパフォーマンスは脳が体に出す指令によるもので、その指令は体のコンディションによってレベルが調節される。

パフォーマンスを上げるためには体のコンディションを良くすればいいということになります。

ソフトテニスのクラス分けの秘密

ソフトテニスの試合では「中学生」「一般」「シニア」などのようにクラス分けをされている試合があります。

格闘技などでも体重によって階級が分けられています。

スポーツにおけるクラス分けの基本にあるのは「フェアネスの精神」でしょう。

・体が発達途中の小中学生と大人ではフェアなゲームではない

・高齢プレーヤーと体力のある若年プレーヤーではフェアではない

年齢や階級などによるクラス分けを突き詰めると「フィジカル=体の違い」によって分けられていることに思い至ります。

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