本記事ではソフトテニスのパフォーマンスを劇的に上げるフィジカルなトレーニング法を解説します。
体の「ケア」と「運動能力向上」を同時に満たす最高度のトレーニング法です。
今回の内容は非常に重要なので多くの方にご覧頂きたいところですが記事のバランス上会員限定コンテンツとしています。
ソフトテニスが劇的に上手くなる「体幹トレーニング」!
「体幹が大切!」
「体幹を鍛えよう!」
体幹の働きが重要であるとはスポーツにおいてよく言われることです。
実際に、運動の基本的な動きとされる3つの要素「走る」「投げる」「跳ぶ」は腰回りが自由に動くことでスムーズに行うことができます。
中心部が働く意味とは?
「走る」「投げる」「跳ぶ」。
走るときや跳ぶ(ジャンプ)するときに体幹が働いているとはあまり感じないことでしょう。
しかし、手足が上手く連動して働くためにはその中心にある腰周りの筋肉・関節の働きが重要な役割を担っています。
新体操のリボンを例にしてみましょう。
新体操選手が見せる演技ではリボンが縦横無尽に踊るように動きます。
リボンを持つ手元の動きは小さくても、運動が波上にリボン先端まで伝わりダイナミックなパフォーマンスになります。
縄跳びなどもこれに近い作用が起きていますね。
中心部は小さな動作でも末端に伝わるにつれ大きな運動が生まれる
この中心と末端の関係が運動における体幹の重要性の一つの根拠になります。
体幹部の動きを手足に伝えることが重要
体幹部の運動があらゆる運動の基点となる。
ソフトテニスのプレーで言えば特にボールを投げる動作に近いです。
■ソフトテニスと投球動作
サーブ・スマッシュ:上体の動きは投げる動きとほぼ同じ
ストローク:腕の角度は違うが体の連動は投げる動きと共通
「キャッチボールをするとテニスが上手くなる」。
このように言われるほど投げる動作はテニスに通じるものがあります。
実際に投げるという行為をしなくても基本的な運動機能は様々な競技に通底しているのです。
人が物を投げる動きはその大部分が体幹部の働きよって行われています。
ソフトテニスのサーブもストロークも、ボールを投げる動きと同じく体幹部の運動がコアにあると言えるでしょう。
手足の動きを無視するわけではありませんが、体幹の連動が伝わることがまず大切です。
「走る」「投げる」「跳ぶ」を手足だけの動作で行おうとしてもなかなか上手くはいかないことでしょう。
腰という字の「体の要」という成り立ちの通り、日常の立つ・歩くなどの動作でも非常に重要な役割を担っています。
ソフトテニスのサーブ・ストロークなどの技術。そしてフットワークを中心としたフィジカル。
体幹が優れた動きをすることがあらゆる運動のパフォーマンスを引き上げるのではないか、という可能性が示唆されます。
そこでこの記事では体幹部の運動機能を最大限にまで高めるための理論・トレーニングを解説していきます。