最高のソフトテニス理論が学べる本・DVD!
今回は、ソフトテニス上達に役立つ本・DVDをご紹介しています。
ソフトテニスの指導は全国的にある程度共通しています。それはソフトテニス関係の書籍を見ても基本的には同じです。
一般的なソフトテニス理論を越えたレベルアップを目指すのであれば、硬式テニスなどを中心とした、ソフトテニス以外の分野を参照することが近道です。
そこで本記事では、ソフトテニス上達に有益なメディア(情報源)をセレクトしました。
Contents
ソフトテニスが上手くなるためには?
ソフトテニスが上達するためには正しい練習法を行うことが大切です。
ではどうすれば正しい練習法を実践することができるでしょうか?
答えは「情報収集」です。
自分で直接に経験できることには限りがりますが、本を開けば歴史に名を残す偉人からのメッセージをいつでも受け取ることができます。
時間を超えて受け継がれるような価値ある情報を受け取ることで、私たちはより賢明な判断を行えることでしょう。
ソフトテニスの練習の質を上げるためにも情報収集が重要です。
「ソフトテニスの上級者には、情報収集をせずに自己流で上手くなった人もいるのでは?」と思われるかもしれません。
理論をそれほど学ぶこともなくスポーツが上達する人は確かにいます。
その人たちが正しい練習法(に近い方法)を自然に実践していたということで、情報の有益性には変わりありません。
最先端のスポーツ理論や認知化科学の知恵を参照すれば、より確実にソフトテニスのプレーがレベルアップします。
それどころか自己流でのプレーよりも遥かに速く、高いレベルにまで到達することも十分に可能です。
ソフトテニス理論が学べる本・DVD
それではここからはソフトテニス上達に役立つ本やDVDをご紹介していきます。
硬式テニスや脳科学に関係するものが多いですが、これらはソフトテニスを考える際に非常に有益です。
硬式テニスとソフトテニスは基本的な体の使い方が同じでです。
またスポーツは人間が行うものであるため、その学習プロセスは脳の仕組みに沿って進みます。
ソフトテニスの一般的な書籍では踏み込まれていない内容も、他分野で最先端の情報を学べばソフトテニスに応用できます。
『テニスはインパクトが9割』
硬式テニスについての書籍『テニスはインパクトが9割』は、スポーツ心理学者の児玉光雄氏による著作です。
児玉氏は独自のテニス理論で日本ランキング1位(試合当時)の選手を破るなど、プレーヤーとしての実績も豊富です。
テニスでプレーヤーが打つショットはラケットとボールが接触するインパクトの瞬間で決まります。
こちらの本では細かなフォームなどには触れられておらず、理想的なインパクトを実現する重要性や方法が解説されています。
ソフトテニスにもそのまま通用する内容です。
『基本が身につく テニス練習メニュー200』
硬式テニスのプロコーチ神谷勝則氏による書籍です。
神谷氏は書籍の中で、テニスの練習方法について以下の2つのアプローチを挙げています。
経過分析…フォームを固めることから始まる指導
機能分析…人間の体が持っている機能を引き出すことから始まる指導
硬式テニスのトッププロが実践しているのは機能分析。
フォームではなく体の効率的な動きを身につけていく上達プロセスこそがテニス上達の鍵だということです。
ソフトテニスではフォーム指導が主流ですが、最先端のテニス理論を学べば知識がアップデートできることでしょう。
『「言葉」があなたの人生を決める』
脳機能学者、苫米地英人氏によるコーチング理論です。
オリンピック通算メダル獲得数28個(うち金メダル23個)、「水の怪物」と称されたマイケル・フェルプス選手が実践していた世界最高峰のマインド理論が一冊に凝縮されています。
・言葉が人間に与えている影響とは?
・パフォーマンスを最大にすマインドの使い方とは?
勉強、スポーツ、ビジネスなど、あらゆる分野に通じるマインドの使い方がイラスト付きで丁寧に解説されています。
「ソフトテニスの試合で力を発揮する方法」や「チーム全体でレベルアップするマインドの使い方」など、様々な面で応用できることでしょう。
『Feeling Tennis ストローク編[DVD]』
大脳生理学の成果が盛り込まれたテニス理論です。
”Feeling”との名前通り、人間が本来持っている「感覚」を開発していく画期的な上達プログラムです。
フォームから体の自然な動きへというテニス理論の流れにおいて、さらに一歩先んじた先駆的な内容と言えるでしょう。
細かなスイングフォームの指導などではなく、ソフトテニスにもそのまま通じています。
『文大杉並ソフトテニス部 林田リコ』
2017年に67年振りとなる高校生としての皇后杯チャンピオンに輝いた林田リコ選手のDVDです。
林田選手はその後の2018年、2019年大会でも優勝し、皇后杯3連覇を達成しています。
人間の脳にはミラーニューロンというシステムがあり、他人の動きを見るだけでその動きを自分が行っているかのように感じ取ります。
ソフトテニス史上に残るようなプレーヤーの動きを繰り返し見ることで、そのプレーを脳に学習させることができるのです。
林田選手のDVDはイメージトレーニングの教材としては最高と言えるでしょう。
参考:脳機能で理想のプレーを実現!ソフトテニス上達の2つ目のポイント「イメージ」
まとめ
●優れた他者(先人)からの知識を受け取ることで、賢明な判断ができる
●ソフトテニス理論を学ぶためには、硬式テニスなどの他分野から学ぶことが近道
●科学的な根拠がある方法は再現性が高く、効果が出やすい