【ソフトテニス】練習メニューの効果を引き出すために欠かせないものとは?

2020年2月13日


今回は、ソフトテニスの練習メニューの効果を引き出すために不可欠なものを解説しています。

不可欠なものとは「継続」です。

当たり前なことのようですが、人が才能を開花させるためには必要なものです。

ある物事を、効果のある方法で学習し続ける。

これが簡単なようで、上手くいかないことも多いことでしょう。

ソフトテニスの練習の中での継続の役割と、継続の秘訣を紐解いていきます。

 

練習メニューの効果を引き出すポイント

どれほど効率の良いソフトテニスの練習メニューも、あることが欠けていると効果はゼロになります。

それは「継続」です。

 

様々な記事の中でソフトテニスが効率的に上達する方法を解説していますが、それらの全てには「継続」が前提となっています。

ソフトテニスが上達するためには以下の3つのポイントが挙げられます。

 

①ボールに集中する

②イメージトレーニングをする

③リラックスする

 

それぞれのポイントを簡単に説明します。

①「集中」→私たちはボールに集中することで雑念をキャンセルすることができ、このとき脳が最速でプレーを学習します。

②「イメージ」→人間はイメージした方へ向かう習性があります。ソフトテニス上級者のプレーを見たり、自分の理想のプレーを頭の中で思い描いたりすると、現実のプレーがそれらのイメージの方へと自然と近づきます。

③「リラックス」→リラックスすることで学習効率が上がります。体が緩んだ状態から力を入れることでより大きなギャップがうまれ、それがパワーを引き出します。

 

これらの3つのポイント(特に①の集中と②のイメージ)は、ソフトテニス上達の柱として様々な記事で触れています。

実際、イメージトレーニングを行い、ボールに集中してプレーすることで、脳は最速でソフトテニスを学習します。

しかしその効果を実感することができるのは、「実践」し「継続」した人に限られます。

 

「ソフトテニスはボールに集中すると上達するのか!」と思って1日や2日実践してみても、劇的な変化が起きる訳ではありません。

短い期間実践しただけで「やってみたけれど効果がなかった」と思うのは早計です。

それは「短期間実践した場合の効果」を得ているだけです。

「長期間実践した場合の効果」を得たいならば、はやり長期間継続するしかありません。

 

ここで押さえておきたいことは、「効率」と「継続」の両方ともが重要だという点です。

いくらソフトテニスが効率よく上達する方法を理解しても、それが継続できなければ大きな成長は望めません。

同じように、効率が低い練習をいくら継続したところで、大きな成長は望めないのです。

効率が良い方法で、効果が得られるまで継続する。

「効率」と「継続」の2つの条件が満たされたとき、人が持つ才能が開花します。

 

参考:ソフトテニスの練習方法で昔から皆がやっていること=間違い!?

 

練習メニューを継続する秘訣

ソフトテニスが上達するためには「効率」と「継続」の両方が必要であることを確認しました。

効率の良い練習メニューは、上記の3つのポイント①集中②イメージ③リラックスを満たせば達成できます。

継続とはできるようになるまで続けることに尽きるのですが、これにもいくつかのコツがあると思っています。

 

継続のポイントは3つあります。

 

①頭で納得していること

②体感として掴めていること

③自己対話(セルフトーク)を行うこと

 

これらの3つは相互に繋がっています。

以下で1つずつ確認して見ましょう。

 

継続のポイント①頭で納得していること

例えば「ボールに集中する」ことを継続するとします。

しかし、ボールに集中して練習するとソフトテニスが上手くなるという結論だけを聴いても、それを心から信じることは難しいでしょう。

また根拠のないものを頭から信じることには、自分に不利益なことを信じてしまうリスクがあります。

 

そこで大切になるのが、理論的に根拠があるかをしっかりと吟味した上で、納得できる情報を選択することです。

ボールに集中することで言えば、1つには人は集中している状態(脳はがα波優位やそれに近い状態)の時に学習スピードが上がるという根拠があります。

また日常レベルでの実感としても、関係のない雑念から離れ、学びたい対象に没入している方が効率が良いことは納得のいくところでしょう。

 

反対に、従来のソフトテニス理論で解かれるようなフォームを中心として方法論には疑問があります。

そもそもソフトテニスで打つボールは毎回違うため、毎回違う打ち方をしなければなりません。

ボールに対応できる「調整能力」が必要なことは明白にもかかわらず、同じフォームで打つことを強調する方法論には矛盾を感じます。

ソフトテニスが上手い人はフォームが綺麗ですが、それはフォームを分析して意識することで上手くなることの根拠にはなりません。因果関係が逆転しているからです。

根拠が乏しくてもとりあえず気軽に試してみるという姿勢も良いとは思います。

ですが一定期間継続することを考えると、理論的に根拠があって納得できる方法を選択するのがベターでしょう。

 

また練習メニューの根拠の有無にかかわらず、継続すること自体が学びにおいて不可欠です。

学習曲線という言葉があるように、学習の効果はあるとき突然、急カーブを描くように現れます。

時間と比例して学習が進むのではなく、ある時突然効果が現れるという曲線的な経過を辿るのです。

 

学びの一つ一つは、パズルのピースのように一見意味をなさない断片的なものです。

スポーツの練習であれ勉強であれ、始めた頃はその先にどのような世界が開けるのかは未知数なところがあります。

しかし一定時間・一定量を越えて学習を継続すると、バラバラだったピースがお互いに繋がりのある絵として浮かび上がります。

「ブレイクスルー」とも呼ばれるこの急激な成長は、個々の学習の合計よりも遥かに大きな効果をもたらします。

 

ボールに集中してソフトテニスの練習を継続すると、閾値を超えたときに急激に上達します。

自分の体の動きと、ボールの動きとの関係が継続的な練習によって脳内でパターン化された瞬間。

これが、ソフトテニスのブレイクスルーです。

パターン化されるということは個別の動きを意識する必要はなく、あらゆる局面に対応できるということです。

自転車のカーブも、角度ごとにいちいち曲がり方を意識する必要はありません。

ソフトテニスのショットも、フォームや打点を意識する必要はなく、継続によって作られたパターンによって感覚的に行えるようになります。

 

継続のポイント②体感として掴めていること

継続のための2つ目のポイントは「体感」で、これは言い換えれば成功体験のことです。

継続によって自分が成長できたという体験があれば、その他のことについても継続がしやすくなります。

例えば皆さんが効率の良い方法で勉強を続けて、伸び悩みの時期を越えて成績が向上したという経験を得たとします。

このとき「勉強も始めは効果が感じられなかったが、継続することで成長できた。ソフトテニスも継続すれば同じように上手くなるはずだ」という自分の体験に基づく信念が持てます。

本人が継続の効果を確信するという点では、1つ目に挙げた納得にも通じるところがあります。

 

1つ注意点を挙げるならば、「体感」は本人にとっては強力な価値判断の基準になるために、人を騙す目的で使われる場合もあるということです。

「自分は確かに体験をした」という感じが本人の中にあっても、体験は現象とイコールではありません。

幽霊が見えることと幻覚が見えることは、実感としては違いがないことからも理解できます。

 

参考:ソフトテニスが上手くなる「起爆剤」とは?

 

継続のポイント③セルフトーク(自己対話)のコントロール

物事を継続するための3つ目のポイントは、ポジティブなセルフトークを行うことです。

セルフトークは自分が日々使っている言葉のことで、声に出していない頭の中だけの言語活動も含みます。

本人が意識していなくても、私たちは日々自己対話を行っています。

 

ソフトテニスが効率良く上達する方法を継続するために必要なのは、「強い意志力」ではなく「ポジティブなセルフトークの習慣」です。

体の司令塔である脳が「私にできっこない」と思っているのに、積極的な行動が引き起こされるはずがありません。

「私ならできる!」というような自分の可能性を肯定する自己対話を常に行うことで、伸び悩みの時期を越えて継続することができます。

自分が日々どのような行動を取るのかは、無意識の思考パターンで決められているところが大きいと考えられます。

 

また勉強を例にとると、「毎日勉強しよう!」と思い立っても、結局長続きせずに元の生活パターンに戻るということはよくあります。

一方で「毎日ゲームしよう!」と決意をする必要もなく、ゲームについつい手が伸びてしまうというのもよくあることです。

現在の慣れ親しんだ空間から離れることは、誰にとっても困難なことです。

これを頑張って現状の外側へ進もうとするのではなく、ポジティブなセルフトークで脳内の快適な空間を書き換えて達成します。

体感としては、ゲームをついついしてしまうような感覚で、勉強がついつい進んでしまうような自己イメージを作る方法です。

 

「私はソフトテニスが上手い」

「私はソフトテニスが日々上手くなっていて楽しい」

 

これらのようなすでに目標を達成している形で自己対話を繰り返します。

ネガティブなセルフトークは一切やめます。

現実世界で達成されていない目標を、既に達成しているような言葉で日々語りかけると、現実と自己イメージの間にギャップが生まれます。

このギャップがモチベーション(=やる気)となり、目標達成に向けた行動を自然と継続することができます。

 

また、物事は期待しすぎず今できることを淡々と行う方が成果が出やすいように思われます。

高い理想を描き、目標に向かって進むことは非常に重要です。

しかし目標に向けて行った行動の結果への執着が強いと、理想とのギャップが気になってしまいます。

大きな目標に向けてセルフトークをコントロールしつつ、今この瞬間の心は落ち着けて、現在できることを淡々と成すのが理想でしょう。

 

参考:ソフトテニスが上達し試合に勝つために必要なゴール設定とは?

参考:「心の習慣」を変えるとソフトテニスが上達する!

 

まとめ

●ソフトテニス上達の3つのポイントは「集中」「イメージ」「リラックス」

●上達のポイントの前提となるのは「継続」

●「効率」と「継続」が両方揃うと、人間が持つ才能が開花する

●継続するためのポイントは3つ

①頭で納得していること

②体感として掴めていること

③セルフトーク(自己対話)のコントロール