【水泳】マイケル・フェルプス選手に学ぶソフトテニス上達のコツ!

2020年2月14日

 

今回は、アメリカの水泳選手マイケル・フェルプス選手に学び、ソフトテニス上達の理論を考えてみます。

ソフトテニス以外の競技であっても一流のアスリートから学ぶことは有益です。

ソフトテニスに個別の技術とは違い、心身のパフォーマンスを高めるという意味では他のスポーツでも共通しているからです。

 

マイケル・フェルプス選手とは?

マイケル・フェルプス選手の功績

マイケル・フェルプス選手は1985年生まれ、アメリカの水泳選手です。

彼は北京オリンピックで史上初の8冠を達成しました。

オリンピックでの彼の通算メダル獲得数28個も史上最多で、全アスリート中でも最高峰と言える功績を納めています(金メダル23個、銀メダル3個、銅メダル2個)。

 

なぜ彼は、これ程までに圧倒的な成績を残すことができたのでしょうか。

フェルプス選手を指導したコーチはマーク・シューベルトさんです。

シューベルトさんは指導において、コーチング理論の実践を徹底したそうです。

コーチングはこのサイト内でも度々ご紹介している目標達成の脳(心)の使い方の理論です。

オリンピックという世界最高の選手たちが集う場で、他を寄せ付けないパフォーマンスを発揮し続けた要因は、コーチングに依るところが大きいだろうと考えられます。

 

マイケル・フェルプス選手が実践したコーチング

コーチングはソフトテニスの試合に勝てるマインドの使い方まとめ!でも説明している通り、中心となるのは「ゴール」=「目標」「エフィカシー」=「自己評価」です。

現状の外側の高いゴールを設定し、そのゴールを達成できるという自己能力の自己評価を作り上げます。

そうするとゴールを達成している自分を現在あるべき姿だと脳が認識し、無意識が自然とゴール達成の道を選んでくれます。

 

フェルプス選手は毎晩寝る前に、自分がオリンピック決勝の舞台で理想の泳ぎをしている姿をリアルにイメージしていたと言います。

イメージは3つの要素、ワード・ピクチャー・エモーションによって作られます。言葉・映像・感情です。

オリンピック優勝の未来を現在形で映像や言葉にしながら、達成した時のポジティブな感情をリアルに感じる。

こうすることで、彼にとってはオリンピック優勝こそが自分に相応しい快適なものとして確信されていたことでしょう。

 

コーチであるマーク・シューベルトさんはその指導の際、指導チームの中で少しでもネガティブなセルフトーク(自分が使う言葉。声に出さないものも含む)を使った瞬間に修正し、ポジティブな言葉だけをお互いに使うことを実行していたそうです。

ポジティブなセルフトークだけを使う集団が作られれば、エフィカシー=自己評価を相互に高め合う関係が作られます。

高いエフィカシーが維持されれば自然とパフォーマンスは良くなります。

 

ここでマイケル・フェルプス選手御自身の言葉をいくつかご紹介しましょう。

何度も世界を制した人間のリアルな体感を知るヒントになると思います。

 

“You can’t put a limit on anything. The more you dream, the farther you get."

「どんなことにも、限界を定めることなんてできません。夢を見れば見るほど、より遠くへと辿り着く」

 

“Nothing is impossible. With so many people saying it couldn’t be done, all it takes is an imagination."

「不可能なことなんてありません。できないと言っている人たちに必要なことは、ただ想像力だけです」

 

“Swimming is normal for me. I’m relaxed. I’m comfortable, and I know my surroundings. It’s my home."

「水泳は私にとって普通のことです。リラックスしている。快適で、私を取り巻くものも知っている。私のホームです」

 

参考:ソフトテニスが上手くなる「起爆剤」とは?

 

マイケル・フェルプス選手に学ぶソフトテニス上達のコツ

シューベルトコーチはフェルプス選手の圧倒的な成績についてこう語ります。

彼は同世代の選手と比べて飛びぬけて能力が高かった訳ではなく、むしろマインド働きによって抜きんでた成果を上げたのだと。

 

ソフトテニス上達するためにも、マインドの働きをしっかりと活用しましょう。

練習をして技術を高める。本番で最高のパフォーマンスをする。

これらを引き起こす元になっているのも、マインド(脳・心)の働きです。

これまでマインドの重要性に今一つピンと来ていなかった方も、フェルプス選手の輝かしい経歴や彼自身が語った言葉から、感じるところがあるのではないでしょうか。

より遠くのゴールを設定すると、より遠くまで辿り着ける。

ゴールの設定はしばしば輪ゴムに例えられます。

遠くのゴールを設定することで、引き伸ばされた輪ゴムが引き合うように、ゴール達成のためのエネルギー(モチベーション)が引き出されます。

近くのゴールでは現状とのギャップを作れず、自分をゴールへと引き上げるためのエネルギーが生まれません。

 

またフェルプス選手は水泳が普通のことで、水の中はホームだと語っていました。

フェルプス選手にとっては、泳ぐことは慣れ親しんだもので、優勝こそがあるべき快適な出来事として感じられています。

人間はコンフォートゾーン(慣れ親しんだ快適な空間)の中でしか力を発揮できません。

そして無意識に、コンフォートゾーンの内側に留まろうとする習性があります。

例えばうっかり場違いな所に来ると居心地が悪くなり、その場を離れたくなるような働きです。

 

ソフトテニスが上手くなるために行うことは上記のようなコーチングの理論を理解し実践することです。

以下の2つが重要です。

 

①現状の外側のゴール

②高いエフィカシー(自己評価)

 

①現状の外側のゴール設定

遥か遠くの、自分が達成したいと望むゴールを設定します。

ゴールには過去の成績や現在の自分の実力は関係がありません。

むしろ現在の自分のままでは、到底達成できないものである必要があります。

「全国大会優勝」「世界大会優勝」など、今の自分のままでは到底達成できないような遥か遠くの目標を設定します。

ゴールが遠ければ遠い程、そのギャップが自分に好ましい変化を引き起こす力を生み出します。

 

②高いエフィカシー(自己評価)

船や飛行機にはオートパイロットシステムと呼ばれる自動操縦機能があります。

ゴールはその目的地に相当します。

エフィカシーを上げることは、目的地へと向かう自動操縦機能を起動させることです。

「私にはゴールが達成できる!」と、ゴール達成のための自己能力の自己評価を常に高めます。

そうするとコンフォートゾーンがゴールの側にずれ、自動的(無意識)にゴールを達成している空間へと移行します。

ゴールの世界がコンフォートゾーンになれば、大舞台での試合本番も慣れ親しんだホームだと感じながらプレーすることができます。

 

エフィカシーを上げるためにまず取り組みたいことは、フェルプス選手のチームも実践していたセルフトークのコントロールです。頭の中の言葉も含めて、ポジティブな言葉だけを使います。

また、自分が理想のプレーをしてゴールを達成しているところを臨場感豊かにイメージ(映像化)しましょう。

ソフトテニスのトッププレーヤーたちの映像を見てその動きのイメージを作ることも有効です。

言葉であれ、映像であれ、人間はイメージした方へと進みます。

 

参考:時間を味方につける!ソフトテニスが上手くなる「超時間術」!

参考:【研究者】ジャック・アンドレイカさんに学ぶソフトテニス上達のコツ!

 

まとめ

●マイケル・フェルプス選手のオリンピック通算28個という偉業の鍵はマインド

●マインド面で取り入れるべきものはコーチング

●コーチングの核となるものは

①現状の外側のゴール

②高いエフィカシー(自己評価)

●エフィカシーを上げてゴールを達成するには

①セルフトークのコントロール=ポジティブな言葉だけを使う

②理想のプレーを見たり、イメージ(映像化)したりして臨場感豊かに感じる